規制ラッシュ!


最近、全国の公園から、あらゆる遊具が次々と「規制」され、姿を消しています。 かの有名な「ブランコ」さえも規制され、撤去されている公園や小学校まであります。

これらが「規制」された理由。それは
「危険だから」


こういう理由だけで、大人たちは、子供たちから大切な遊び場を奪っていっているのです。
…そりゃあ、お外で遊ぶ子供が減るわけですな。ちょっと危険だからこそ楽しいんじゃないですか。 そんなちょっぴり危険なことに、友達と一緒に立ち向かいながら、子供たちは大切なことを学びとり、そして成長していくのではありませんか?

僕が小学生の頃、近所の沼でよく遊んでいた時期がありました。
男子も女子も仲良く、探検したり、釘や金槌やノコギリを各自家から持ってきて秘密基地を作ったり…そして家に帰る時はみんなどろどろでした。
そして、時には危険な時もありました。
沼ですから、一度嵌まると抜けられない所とかが、たくさんあるわけです。
ある日、そこに1人の友達がはまってしまい、膝くらいまで泥に浸かってしまい、もはや自力では抜け出せなくなってしまいました。
けれど、そんな時に他のみんなで協力しあい、身近にあったものを駆使して、その子を救助したのです。
僕はこの経験から「協力」など、大切なこと、でも学校では学べないことを学びました。

…しかし、いまじゃあその沼も「ここはあぶない! 立ち入り禁止」です。 見事に「規制」されてしまったのです。

こうやって、子供たちの大切な遊び場が消されていくのです。
しかし、子供たちは遊びにスリルを求めます。皆さんもそうではありませんでしたか?
だから、規制規制でスリルのなくなったお外での遊びをやめ、もっとスリルのあるテレビゲームやカードゲームばかりするようになるのでしょう。
もちろん、ゲームで遊ぶことも素晴らしいことです。 ゲームをすることでも、学校では学べないような大切なことを学ぶことができます。 RPGの謎解きやパズル、カードゲームなどの頭を使うゲームは、柔らかい頭を形成するのに役立つことでしょうし、RPGなどはそのゲームごとにテーマがあるので、そこから様々なことを学ぶことができるでしょう。 そして対戦型アクションゲームなんかは、友達とのコミュニケーションツールとして最適です。

…しかし、ここでまた短絡的な思考しか持たぬ愚かしい大人達が、
「ゲームは子供の脳に悪影響を及ぼす!」だとか「ゲーム脳」とかをのたまわって、ゲームを「規制」しようとしています。
こうして、遊びが次々と失われていくので、子供たちはスリルのない「安全な」遊びばかりをせざるをえなくなり、こうした現状が、子供たちから探求心や好奇心を奪い、パイオニア精神を持った積極的な子供たちが育たなくなり、無気力な子供たちは形成している最大の原因ではないかと、僕は考えています。




詭弁ばっかでごめんなさい
続く