高野山2

まずは宝霊館。
ここがやはりメインなのかな。 一時間以上いた気がする。
中にはサンスクリット語でしゃべらナイトって感じな巻物とか、北条政子の手紙とか、平清盛が自分の頭の血を使って描いた血曼陀羅とか、たくさんの仏像とかが解説とともに置いてあったりしてとても良かった。
印象的だったのが、平安か鎌倉時代の絵巻物で、弘法大師空海の葬儀のシーンの絵なのですが、回りの坊さんの顔の表情とかが現代日本のマンガなどに見受けられる表情となんら変わりなかったこと。やっぱり1000年近くたってもあんまり変わってないんだなぁとか。そう思うとなんとも形容しがたい気持ちが溢れてきましたね。
運慶快慶とかの、中学の美術の教科書に載ってるくらい有名な仏像とかもたくさんありましたね。


…で、この時点で3時10分だよ。
とりあえず授戒の時間を見に大師教会へ。 4時からが最後だとか。
それにしても微妙な時間なので一旦金剛峯寺へ。 こちらも4時までとか。 さあどうしよう。4時まではあと20分しかないぞ!

…散々三人で考えぬいたあげく出た結論は、まずは金剛峯寺を光速で見学ていうことに。
金剛峯寺
早足で見学。 なんかもったいないけど仕方がない。
途中でお茶休憩。
ちょまて、俺は猫舌だぞ。まさかの障壁。間に合うのか。
…しかし飲んでみればゆうほど熱くもなく、熱さはクリア。
そういえばお菓子がやたら美味しかったですね。
ごちそうさまでしたm(_ _)m

なんとか15時47分頃に帰還。 急いで大師教会へ。 受付で授戒の申し込みをし、16時00分。ついに授戒の時が来た。

別の暗い部屋へ案内され、扉が閉められ、中は蝋燭の光だけ。
阿闍梨様が登場する間、「ナムダイシヘンジョウコンゴウ」を唱え続ける。
阿闍梨様登場。こちらからは顔も見えないし、ものすごい威圧感というか、神々しさというか…
十戒を弘法大使様と契った後、代表者のテンポイント阿闍梨様から証を受け取り、そして阿闍梨様からのお話をお聞きし、授戒は終了です。
いやあ、受けて本当に良かった…。


因みに、私は何故か、阿闍梨様から頂いた証を束ねていた輪ゴムもテンポイント氏から受け取ったのですが、残念ながら昨日キャラメルコーンの袋を閉じるのに使って、消息不明になってしまいました。 あゝ。

続く